トタン屋根のサビとは?原因・放置リスク・補修方法

トタン屋根にサビが発生している場合は、金属表面を保護している塗膜が劣化しているサインのひとつです。

初期のサビであれば適切な下地処理と塗装で対応できる場合がありますが、進行すると穴あきや雨漏りにつながる可能性があるため、早めの確認が大切です。

トタン屋根のサビとは?

トタン屋根のサビ

トタン屋根は、金属の表面を亜鉛などで保護した屋根材です。

通常は表面のめっきや塗膜によって金属部分が雨水から守られていますが、年月の経過とともに塗膜が劣化すると、傷んだ部分からサビが発生することがあります。

一度発生したサビは自然に元の状態へ戻ることはありません。特に赤茶色のサビが広がっている場合は、劣化が進行している可能性があります。

なぜトタン屋根にサビが発生するの?

① 塗膜の経年劣化

屋根は紫外線や雨風を直接受けるため、年月が経つにつれて塗膜の防水性や保護性能が低下していきます。

② 傷や塗膜の剥がれ

飛来物や施工時の傷、塗膜の剥がれなどによって金属部分が露出すると、その部分から水分の影響を受けやすくなります。

③ 雨水や湿気の影響

雨水が残りやすい部分や湿気の多い環境では、金属の腐食が進みやすくなることがあります。

サビはどのように進行する?

初期
表面の一部に小さなサビや変色が見られる状態です。

進行
赤茶色のサビが広がったり、塗膜が浮いたり剥がれたりするようになります。

重度
金属の腐食が進み、屋根材が薄くなったり穴が開いたりすることがあります。

サビの進行具合によって必要な施工方法が変わるため、できるだけ早い段階で状態を確認することが重要です。

サビを放置するとどうなる?

サビが広がる
雨や湿気の影響を受け続けることで、サビが周囲へ広がっていくことがあります。

屋根材が薄くなる
腐食が進むと金属部分が少しずつ失われ、屋根材自体の強度が低下する可能性があります。

穴が開くことがある
サビが重度になると屋根材に穴が開き、雨水が内部へ入り込む原因になる場合があります。

雨漏りにつながる可能性
穴あきや接合部分の劣化などから雨水が侵入すると、屋根の下地や建物内部まで影響することがあります。

自分で確認できるサビのサイン

地上から見える範囲で、次のような変化がないか確認してみましょう。

✓ 屋根に赤茶色の部分がある

✓ 表面のツヤがなくなっている

✓ 塗装が剥がれている

✓ サビが広範囲に広がっている

✓ 屋根材が浮いている・変形している

✓ 穴が開いているように見える

✓ 室内に雨漏りのような跡がある

※屋根の上にご自身で上って確認するのは危険です。地上から確認できない部分は専門業者へ点検を依頼してください。

トタン屋根のサビ補修で重要な「ケレン作業」

サビが発生している金属屋根を塗装する場合、重要になるのがケレン作業です。

ケレン作業とは?

サビや古くなった塗膜、密着していない部分などを削り落とし、新しい塗料がしっかり密着できる下地を整える作業です。

下地処理を適切に行うことで、塗装後の剥がれを防ぎ、仕上がりや耐久性を高めることにつながります。

サビの上からそのまま塗料を塗るだけでは、内部で腐食が進んだり、新しい塗膜が早く剥がれたりする原因になることがあります。

塗装で補修できる場合

サビが比較的軽く、屋根材自体に大きな穴や腐食がない場合は、ケレン作業やサビ止め処理を行ったうえで塗装できる場合があります。

一般的な流れの例

① 高圧洗浄・清掃

② ケレン作業

③ サビ止め・下塗り

④ 中塗り

⑤ 上塗り

実際の施工方法は、屋根材やサビの状態、使用する塗料などによって異なります。

塗装だけでは対応できない場合も

サビが進行して屋根材に穴が開いている、金属が著しく薄くなっている、広範囲に腐食しているといった場合は、塗装だけでは十分に対応できないことがあります。

状態によっては、

・部分的な屋根材の交換

・屋根のカバー工法

・屋根の葺き替え

などを検討する場合があります。

どの方法が適しているかは、現在の屋根の状態を確認したうえで判断することが大切です。

こんな状態なら早めに専門業者へ

・赤茶色のサビが広範囲にある

・塗膜が大きく剥がれている

・屋根材に穴が開いている

・屋根材が変形している

・サビが以前より急に増えている

・雨漏りや天井のシミがある

早めに確認することで、塗装や部分補修で対応できる可能性があります。劣化が進行してからでは工事範囲が大きくなることもあるため、気になる症状がある場合は早めの点検がおすすめです。

熊本県でトタン屋根のサビが気になる方へ

ミツトミテックでは、熊本県内で屋根塗装・屋根補修・外壁塗装工事を承っております。

トタン屋根のサビや塗膜の剥がれ、穴あきなど、現在の状態を確認したうえで必要な施工をご提案いたします。

「少しサビが出ているだけだけど大丈夫?」という段階でも、お気軽にご相談ください。